小正月すら過ぎたというのに。

気持ちのアクセルなかなか 踏み込めないぼくは
出足が良くないといつも 教習所でも言われてた
そう歌ったのは槇原さん。
新しい年を迎えても
気持ちのアクセルの踏み込みも
出足も遅すぎのアタクシ。
今年こそは、早く走るというのは無理までも
せめて思った時にパッと動ける身軽さを身に付けたいものです、はい。
高校生時代にそこら中で流れていた槇原さん。
高校生時代と、そして年月流れて
三十路に突入した頃に仲良くなったトモダチに
強烈なマッキーファンたちがいたことで、四六時中聴くことに。
そんなマッキーを
ちびこいのが聴く歳になりました。
年月って遅くて早い。
ちびこいのにオススメ曲を聞かれて、とっさに答えたコレ。
なのに槇原さんの歌じゃなかったりするわけで。大江千里さんのカバー。
槇原さんのお気に入りの曲はいくらでもあるんだけれど
思い出したように聴く日が続いています。
何十年前から聴いているんだか (ふっ
昨年のアニメ「言の葉の庭」の主題歌にも使われたそうです。
そちらは、槇原さんではなくて
秦基博さん という方が歌っているのですけどね。
ちなみに 「言の葉の庭」 は見てません。はっはっはっ。
「秒速5センチメートル」の監督さんなので
きっと映像は抜群に綺麗なんだろうなと思います。
個人的にはキャラクターはともかく、風景や背景画がストライク。
秒速5センチメートルはアニメではありますが
オトナの人でも (たぶん) 耐えうるストーリーですので
機会がありましたら是非。
もともと、大江千里さんの原曲がダイスキなんですよねえ。
千里さんは決して歌のうまい人ではないと思うのだけど(ゴメンナサイ)
槇原さんの綴る詞は、千里さんの歌詞に通じるものがあるというか。
言葉に出来ない想いや
言葉にしなくちゃいけない想いを
本当にさりげなく文字にしてしまう人たちだなぁと。
そんな風に思っているからなのか
秦基博さんの声が嫌いというわけではないのだけど
この曲のカバーは槇原さんだからいいのになと
個人的に思っちゃったりします。
伝えようとする言葉と
それを聞こうとする耳と
静かな音があればいいのに
なんて思う
寒い冬の夜。
今年もよろしくお願いします。