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捨てた本なれど。 

    走った、その先に。
疾走疾走
(2003/08)
重松 清

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眠れない夜に
更に眠れなくなる本を。
fc2のレビューも、かなり前にちろりと書きました。














ココロに余裕がない時に読んだらアカン、なタイプの本なんですが。
読んでしまいましたですよ。久々に。

好きな本は大切に何十年でも保管する私ですが
この本は苦しすぎて、即手離しましたもん。
なので今回も図書館で借りて読みました。


初めて読んだのは、6年以上は前だと思うのだけど
読みながら喘息の発作を起こし
読み終わった後に過呼吸の状態になりまして。
こんな状態になったのは
後にも先にもこの本だけ。


確かに重いテーマだけど
そこまでなるかぁ?
と当時ネットの仲良くしていた女子に半笑いされてしまい
凹みまくったのでした。

その時は色々言いたい言葉が浮かんだのに
結局何も返せずじまい。
こういう飲み込む癖、何とかしたい。




ココロが、モヤっとしてしまうような小説やドラマや映画
そんなものは結構あったりするモノ。

でもこの作品は、私にとって「琴線に触れた」
なんて程度のモノじゃなくて
鷲づかみにされたあげくに、かき鳴らされたようなモノです。

逃げ道も救いも一切ない物語。
現実は容赦が無いことを書いてある物語、です。
これをフィクションとだけ読めるなら
何と幸せなことだろうと思う。

まぎれもないフィクションの物語でありながら
環境は違えと、その激痛にも似た疼きは
分かる人には分かってしまう。






今回リンクを貼ったアマゾンは文庫の方ではないのですが
(文庫本の場合、上下巻にわかれ、表紙も並べて揃うようになっている為)

文庫本の方のレビューのひとつに
「胸くそ悪い」というタイトルのものがあって

とにかく読むのがつらい。
感想を考えるのもいやになる。
こんな本読まなければ良かった。
これを高評価になんかできないと思った。
誰にも読んで欲しくない、そんな本です。

と書かれていて。
もう、何と言えばいいんだろう。
こんなに的確なレビューはないだろうなと。






ただ不思議なことに今回読んでみたら
今まで読み返した、どの時よりも
冷静に読めたんですよね。

たぶん孤独というものを
違う角度から捉えられるようになってきているのかもしれません。
それでも苦しい気分になることは間違いなくて。
やっぱり家に置けない本だなあ。。。







息苦しくなるタイプの本って幾つかあるんですが
天童荒太さんの「永遠の仔」もアカン本のひとつ。
永遠の仔も、この疾走なみに病られます。
メンタル的につられやすいタイプの方は、気をつけてどうぞ。



悲惨な事件云々ではなくて
子どもたちの逃げ場のない孤独のようなモノを書かれた本は
客観視が難しくなってしまう。

ジブンの子どもの頃が辛かった辛かったと
言いたい訳ではなくて。

あの頃のジブンを
身体だけなら立派にオトナになった私が
抱きしめてあげられたらいいのに、と。





じゃあと振り返ると
ジブンは我が子を抱きしめているだろうか。
抱きしめられてばかりのような気がする。

隠れて泣いていても
誤魔化しても
全部伝わってしまう。


私の身長の半分にも満たない頃から
小さなその手で抱きしめてくれた。
時にはその手をいっぱいに広げて
私を守ろうとさえした。



大きくなった今でもそれは変わらない。
飛んでくる言葉に滅多打ちにされていると
彼はすぐにやってきて私をかばう。

でも子どもは庇護されるべきであって
庇護者になってはいけないのだ。
愛されて抱きしめられて育つ権利があるのだから。




彼もそう遠くない未来に
私の元を離れてゆくだろう。

現に当たり前ながら
友達が最優先の毎日。

それを寂しいと思いながらも
昔のジブンを振り返るとホッとするのだ。

友達と笑って過ごして欲しい。
親に話せない何かを
吐き出せる場所があって欲しい。






主人公のシュウジの疾走。
彼は最後に楽になれたのだろうか。

読者の心に投げかけた重さの分
彼が軽くなっていて欲しい。
























[ 2013/06/16 ] 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-)
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プロフィール

こまめ

Author:こまめ

『ご挨拶』
お料理大好き
でも時々めんどくさい

動物&雑食性の音楽
&アニメ&本&映画好き
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整理整頓とは程遠い脳内にある
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